雪の結晶的なものが手軽に観察できる天気管(ストームグラス)
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雪の結晶的なものが手軽に観察できる天気管(ストームグラス)
もくじ
科学大好きなわたし
わたしは今だに科学大好き科学っ子です。
ブラックホールに関する新たなニュースやその他天文のニュースなんかあるとワクワクする。
今年も天文ニュースで「ブラックホールの表面には今まで吸い込まれた物質の情報が2次元的に記憶されていてその情報を取り出すことができるとかできないとか。」っていうニュースを見てワクワクしました。
何言ってるかわかりませんね、わたしもわかりませんw
ここ数年わたしの中で話題なのが量子コンピューター。
グーグルとNASAが研究を行っている量子コンピューター「D-Wave」が、従来型PCの1億倍の速度で「最適化問題」を解決したと発表された。
今現在のパソコンの1億倍の性能ってやばい・・・。
シュレディンガーの猫って聞いたことあるでしょうか?
箱の中の猫がその箱をあけるまで「生きている」と「死んでいる」の重ね合わせの状態で存在しているって話。
量子コンピューターはその量子の重ね合わせの状態を使って計算してるから超早いんですよ。
何言ってるかわかりませんね、わたしもわかりませんw
今年か去年、Eテレで実機が動いてるの見ました、サイエンスZEROという番組で。
数年前は量子コンピューターなんてトンデモ科学の話だと思ってたんですがTVで動いているところを見てビックリしました。
あと葉っぱの光合成でできた栄養素をどの葉脈で運ぶかという経路も重ね合わせの状態で決めているようです。
同時にいくつもの経路を通り一番効率的な経路を最終的に選んでいるようです。
あの薄い葉っぱ1枚に量子コンピューター並みの性能が備わってるということでよろしいでしょうか?(もうわけがわからないので科学に詳しい方に丸投げしよ。)
話がそれました、本題に入りましょう!
天気管(ストームグラス)
そんな科学大好きのわたしが紹介する商品、天気管です。
こんな見た目です。
簡単に説明すると「晴れの日は何も起こらないが雨の日や雪の日だと容器内に結晶ができる。 」という謎の商品。
容器の直径約3センチ、高さ約16センチ。
18世紀に船乗りの航海の天気の予想に使われていたのがストームグラスです。
当時の文献を参考にして現代に復活させた商品です。
中にはショウノウが入っており希少の条件により様々な結晶の変化を見ることが出来結晶の変化により天気を推測することが出来る教育的な商品です。 インテリアとして飾っていてもきれいな商品ですよ!
引用元 amazon
上の写真は今年11月の晴れの日に撮ったもの。下にたまっているものは結晶の残骸(細かい結晶)。気温の低い冬は残骸がたまる感じです。
反対に夏はきれいさっぱりで液体のみになる日が多いです。
雨の日の結晶
雨の日の写真がこれです。
下から結晶がモワッときて、上からもモワッときています。
アップ。水面から下に向けて出ている結晶はよく見ると氷の結晶のような、または葉っぱの葉脈がきれいに直線になったような感じになっています。
もっと言うとクリスマスツリーのように葉っぱがツンツンの針葉樹の感じ。
まさに「部分と全体が相似形(同じような形)をしている、フラクタルという構造」です。
木の枝の構造あるいは雲や雷、海岸線などの自然物はズームインしてもズームアウトしても同じような形なんですよね。車などの人工物はそうはなりませんっていうお話です、フラクタルって言うのは。
そっと180度回転させてパシャリ。
赤丸で囲った部分、下のモワッとしてる部分からもきれいに木の形ような結晶が見えます。
結晶は見た目が氷のようで固そうに見えますが容器を動かすとゆらゆらと弾力のある揺れ方をします。
揺らして遊んでいると上部が崩壊しました。
下にゆっくり沈むのを見るのも面白い。
スノードームみたいな感じでゆったりと優雅に沈んでいきます。
雪の日はすごい結晶
そして関東で今年54年ぶり、11月に初雪が降った日に撮ったのがこちら!
はい、ドーン!!!
これだけ結晶で埋まることは普段まず無いのです!
下からも上からもドーン! ってなってますね。
写真だと平面的になってしまいますが、下からは「らせん階段」のように結晶が上がってきて上からは両サイドから結晶で中心は空間でなんというか宇宙を感じます!
およよ、、何か容器の上部に点々ができてるな。
点々をアップ。
ホコリかな、いや、取れないから内部にできた結晶だ。
雨の日はこんなものできないので、雪の日だから特別なことが起こっているのかな?
水の中のものを撮るのでなかなかピントが合わないのだけど奇跡的にきれいに撮れた写真!
スマホで見てる人もほらっ、ちゃんと目を近づけてみてくださいっ!
あっ、拡大すればいいのか。
雪の結晶かクリスタルの結晶かっていうくらいきれいで神秘的ですから。
それがらせん状になって成長しています。
結晶でできたらせん構造って神々のお遊戯会かよ。
遺伝子もびっくり。あっ、これは2重らせんじゃないから遺伝子の勝ちかな。
実際は奥行きがあってもっと芸術的なのだ!
動画だったら伝わるのだが、やっぱりYouTubeアカウントとるべきか。
う〜ん、めんどいw
この天気管の説明書に「雪の日は数ミリの小さいきれいな星形の結晶がいくつも浮かぶという絵」が描かれているのだが2年ほど前に実際にそうなって驚いた。
今思えば液体より結晶のほうが重いから下に沈むはずなのだけどなぜか液体の中に浮いていた。
写真を撮っておけばよかったな。
ということは年中雪が降る北海道や東北地方などで観察すればいい写真がバンバン撮れるのではないかと思う。
雪国に住んでいる方、どなたかやってくれないかな。
外に出れば結晶(雪)だらけだから見飽きたと言われてしまうのかな。
海底2万マイルのノーチラス号にも設置されていた
1870年に発表されたジュール・ベルヌの小説『海底二万里』に登場する潜水艦ノーチラス号にもストームグラスが設置されている[5]。
引用元 ウィキペディア ストームグラス
かなり歴史のあるストームグラス、海底2万里は読んでないので読まなきゃな。
ウィキによると海底2万マイルはディズニー映画にもなっているしディズニーランドのアトラクションであるみたい。
あとノーチラス号という潜水艦は再現されてディズニーシーに停泊しているみたいですね。知らなかった。
ディズニーファンの方々は当たり前に知っているんでしょうね。
まとめ
誰が見てもきれいと思える結晶が手軽に見れます。
大きさも手ごろで値段も手ごろ、見た目もおしゃれなのでインテリアに最適。(わたしが紹介したものは2000円しません。)
ディズニーランドのアトラクションにもなっている「海底2万マイルの潜水艦」にも「原作の小説では設置されていたんだぜっ。」て自慢できる。
結晶は山の緑、海のさざ波の音、暖炉の炎のゆらめき、美しい花などと同じ自然物の一つですので眺めているだけで癒される、宇宙を感じる。
そんなとこですかね。
わたしが買ったのは3年ほど前だったかな。
今ではいろいろな形のものが発売されてますね。
科学っ子には必須の商品、そうじゃない方も十分楽しめるのでオススメです。